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随筆81 「道の駅は旅のオアシス」
藩政期から阿波と土佐を結ぶ要路の門戸として栄えてきたのが鷲敷町である。丹生谷一帯の行政・文化・経済の中心地でもあり、最近は阿南市や徳島市などに通ずる道路も整備され、人々の往来は一段とにぎやかさを加えている。
国道195号線を行き来する人々のオアシスとなっているのが道の駅・鷲の里である。線路に駅があるように一般道路にも駅を。「道の駅」はそんな発想から生まれた。休憩のためのパーキングであることはもちろん、その土地の文化や歴史、名所や特産品などを紹介する情報交流の場でもある。
その昔、東海道五十三次があった。これこそ道の駅の原型といえよう。もともとは道の駅が駅であり鉄道の駅は鉄道が開通してからのものにすぎないと私は思うのだが、いかがなものであろうか。
それはさておき、四国でも道の駅の整備が進んでいることはうれしい。徳島県では貞光ゆうゆう館(貞光町)どなり(土成町)鷲の里(鷲敷町)宍喰温泉(宍喰町)の4ケ所。
高知県では南国(南国市)美良布(香北町)大杉(大豊町)土佐和紙工芸村(伊野町)キラメッセ室戸(室戸市)大月(大月町)布施ケ坂(東津野村)ゆすはら(檮原町)すくも(宿毛市)四万十大正(大正町)の10ケ所。
愛媛県では日吉村(日吉村)瀬戸町農業公園(瀬戸町)内子フレッシュパークからり(内子町)ふたみ(双海町)ひろた(広田村)マイントピア別子(新居浜市)の6ケ所。
香川県では小豆島オリーブ公園(内海町)小豆島ふるさと村(池田町)ことひき(観音寺市)ふれあいパークみの(三野町)瀬戸大橋記念公園(坂出市)津田の松原(津田町)の6ケ所。
以上26ケ所がすでに供用されている。
私は平成11年2月17日、衆議院予算委員会第7分科会で四国に88ケ所の「道の駅」を整備することを提案したが、建設省によると現在供用されているものも含め、すでに44ケ所は完成の見通しであり、全国的にも倍増する計画があることから四国にはぜひとも88ケ所はつくりたいとのことであった。
私はこれを21世紀の四国の88ケ所にしたいと思っている。道の駅が地域と道路、道路と人を結ぶ旅のオアシスになるよう心から願っている。
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