2021年4月10日

 

 政府は9日、新型コロナウイルス感染症対策本部の会合を官邸で開き、緊急事態宣言に準じた対策を可能とする「まん延防止等重点措置」の適用対象に東京、京都、沖縄の3都府県を追加すると決めました。

 

 期間はいずれも12日からで、京都と沖縄は5月5日まで、東京は5月11日までとしました。菅首相は「今後も全国規模の大きな波にしないため地域を絞った重点措置を機動的、集中的に講じる」と述べました。

 

 重点措置の対象は、東京都が23区と八王子市などの6市、京都府は京都市、沖縄県は那覇市など沖縄本島の9市が指定される見通しです。

 

 徳島県でも県内の新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。県は9日、新たに17人の感染者を発表し、直近1週間の新規感染者は4日連続で過去最多を更新する94人となりました。

 

 年度替わりには6件のクラスターが発生し、接触感染とみられるケースがありました。変異株の影響も考えられ、会食の参加者全員が陽性となるなど感染力の強さを印象付ける事例も目立っています。

 

 県立中央病院では9日、入院患者2人が新型コロナウイルスに感染し、外来診察を原則中止したと発表しました。救急の受け入れも、小児患者を除いて止めています。

 

 県によると感染したのは同室だった80代と70代の男性患者。80代男性は1日に入院し、8日に容体が急変して抗原検査で陽性が出、重症化して集中治療室で治療を受けているとのことです。

 

 関西では感染力の強い変異株が主流になりつつあります。県のスクリーニング検査でも、抽出した感染者24人のうち8割超の20例で変異株の疑いが判明しました。

 

 飯泉知事は「フェーズが大きく変わろうとしている。これまで以上に対策を徹底してほしい」と周囲を呼びかけています。

 

 徳島県の感染者数は9日時点で新たに17人が確認され計656人になりました。このうち22人が死亡。退院は482人。入院・療養中が152人もいます。用意された病床が急速に埋まっており、医療供給体制が逼迫。県は「とくしまアラーム」を発動しています。

 

 ワクチンの高齢者への接種は12日に始まる予定ですが、当面、配分されるワクチン量が非常に少ないため、高齢者全員に行き渡るのはまだまだ先のようです。

 

 今は基本に立ち返って3密を避け、マスクをし、手洗いを励行することを徹底するしかないようです。一年を超える長い闘いになりますが、気を引き締めて頑張っていきましょう。

2021年4月2日

 

 政府は1日、新型コロナウイルス感染症対策として緊急事態宣言に準じた対応が可能になる「まん延防止等重点措置」を、大阪、兵庫、宮城3府県を対象に初めて適用することを決定しました。

 

 期間は週明けの5日から、大型連休が終わる5月5日までの1カ月。菅首相は1日夜に行われた政府対策本部で「集中的に対策を講じることで緊急事態宣言に至ることを防ぐ」と強調しました。

 

 まん延防止措置の対象地域は、大阪市と、神戸市、その間に位置する兵庫県の西宮、尼崎、芦屋3市と宮城県の仙台市が予定されています。

 

 知事はこの地域に対して特別措置法に基づき飲食店などに時短を要請・命令できます。政府は時短要請に応じた飲食店への協力金を支給します。

 

 政府対策本部で菅首相は「ワクチン接種が行き渡るまで飲食店対策、検査の拡大、医療体制の確保を粘り強く進めながら感染拡大を食い止める」と訴えました。

 

 徳島県でも新たな感染者が急増しており、1日現在も11人の新規感染者があり、県内で発生した感染者は延べ546人となっています。このうち18人が死亡。退院者が448人で、入院・療養中の人が80人います。

 

 関西では感染力が高まったとされる変異株が急激なリバウンド(再拡大)の要因との見方が強まっています。変異株は徳島でも確認されており、警戒が必要です。

 

 新型コロナウイルス感染症は全国的に再拡大の傾向があります。変異株が全国に広まれば全国的な急拡大を招きかねません。

 

 徳島県の飯泉知事は1日、大阪、兵庫、宮城の3府県に「まん延防止等重点措置」が適用されるのを受け、対象地域への不要不急の往来を自粛するよう県民に要請しました。

2021年3月19日

 

 政府は18日、新型コロナウイルス感染症対策本部の会合を首相官邸で開き、首都圏4都府県に発令中の緊急事態宣言を期限の21日で解除することを決めました。

 

 これにより1月8日に始まった今回の宣言は2度の延長期間を経て2カ月半で全面解除されることになりました。

 

 東京、埼玉、千葉、神奈川の4都府県では、逼迫していた医療供給体制が改善。政府は4段階の指標の中で宣言解除の目安とした「ステージ3」(深刻度上から2番目)相当を下回っていると判断しました。

 

 政府は解除後の対応として①飲食店などでの感染対策②変異株への監視体制強化③感染拡大の予兆探知のためのモニタリング検査④ワクチン接種の推進⑤次の感染拡大に備えた医療提供体制の充実の5本柱を決定しました。

 

 菅首相は「国と自治体が連携して着実に実施していく。再び緊急事態宣言を出すことが無いよう五つの対策をしっかりやることが私の責務だ」と語りました。

 

 飲食店への時短要請について、宣言中は「午後8時まで」としてきましたが、当面は「午後9時まで」に緩和し、一日に4万円の支援を行うことになりました。

 

 菅首相は「大人数での会食は控えるようにお願いしたい」と訴えました。また、政府は不要不急の外出自粛、テレワーク推進など人と人の接触を減らす取り組みも引き続き呼びかけています。

 

 新規の感染者数はこの時点でも増えている地域があり、国民の皆さんはリバウンド(感染再拡大)を心配されています。

 

 政府はそうした不安が広がらないように気を引き締めて緊急事態宣言解除後の対策に取り組んでもらいたいと思います。

 

 専門家は「花見や歓送迎会などの行事で、例年通りに人の流れが増加すれば、年末年始を超える感染の急激な拡大も予想される」と警鐘を鳴らしています。

 

 私達もこうした指摘を肝に銘じて一層の感染対策を心掛けていきたいものです。マスクの着用、手洗いの励行、三密を避ける行動と身近なところから確実に励行していきましょう。

2021年3月6日 

 

 政府は5日、新型コロナウイルス感染症対策本部の会合を首相官邸で開き、首都圏1都3県に発令している緊急事態宣言について7日の期限を21日まで2週間再延長すると決定しました。

 

 当初2月7日とした期限はいったん3月7日まで延長しましたが、一部地域で病床の逼迫が続き、変異株にも警戒が必要として再延長に踏み切りました。

 

 宣言期間は初めて2か月を超えるものになりました。菅首相は対策本部の会合で国民の命と暮らしを守るため、改めて対策を徹底するよう閣僚に指示しました。

 

 緊急事態宣言が継続されるのは東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県。この地域では飲食店の営業時間は午後8時まで。時短要請の協力店舗に1日6万円を支給することが継続されます。

 

 その他の主な対策として、不要不急の外出は自粛。県をまたぐ移動も極力控える。勤務はテレワークを推進し、出勤者数を7割削減。イベントは最大5000人。収容率50%まで。などが継続されます。

 

 緊急事態宣言の発令により、1都3県はもとより全国でも新規感染者数は減少してきましたが、減少率が予定した状況には達していません。

 

 感染者数が全国で4番目に低い徳島県でもクラスターが発生し、感染者数が下げ止まりません。5日の時点でも新規の感染者が3人、感染者数の合計は460人になりました。入院・療養中が29人。退院された方は415人、死亡が16人となっています。

 

 新型新型コロナウイルス感染症対策の切り札として期待されるワクチンの接種が徳島県でも医療従事者から始まりましたが、65歳以上の高齢者をはじめ、16歳以上の方々の接種が始まるのはまだまだ先のようです。

 

 昨年の2月から始まった新型コロナウイルス感染症との戦いはすでに1年を経過しましたが、まだまだこれからも続きそうです。

 

 緊急事態宣言が継続された1都3県の皆さんのご苦労をしのぶとともに私達もまた同じ心構えで新型コロナウイルス感染症の収束を目指して頑張っていきたいと思います。

2021年2月3日

 

 政府は2日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、11都府県に発令中の緊急事態宣言について、栃木県を除く10都府県で延長することを決めました。

 

 新たな期間は3月7日までの1カ月間。飲食店の営業時間短縮などを柱とする感染対策の徹底を引き続き求めることになりました。

 

 菅義偉首相は、対象地域で感染状況の改善が確認された場合、宣言期間を待たずに順次解除する方針を表明しました。また、ワクチン接種は2月中旬の開始を目指す考えも示しました。

 

 新型コロナウイルスのワクチン接種に関しては「有効性、安全性を確認し、2月中旬に接種をスタートしたい。医療関係者から始め、高齢者は4月から接種を進める」と表明。「必要な情報提供を速やかに進め、必要な費用のすべてを国が負担する」とも述べました。

 

 宣言を延長するのは、東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏4都県、大阪、京都、兵庫の関西3府県、愛知、岐阜の東海2県と福岡県。医療供給体制の逼迫が依然として深刻なため、継続が必要と判断されました。

 

 一方、栃木県は感染状況が落ち着いたとして、当初の予定通り7日で解除されることになりました。

 

 菅首相は国民の協力により、全国の新規感染者数が減少するなどはっきりとした効果が見られ始めているとして「国民の皆様に、もうひと踏ん張りしていただき、何としても感染の減少傾向を確かなものにしなければならない」と強調しました。

 

 徳島県の2日時点での感染者数は389人。全国で4番目に少なく、四国では一番少ない数字ではありますが既に死者が14人も出ています。決して安心することはできません。クラスターも数多く発生し、最近は高齢者の感染が多くなっていることも心配です。

 

 全国10都府県に緊急事態宣言が延長されたことを自分自身のこととしてとらえ、気を引き締めて感染対策を励行したいと思います。

2021年1月22日

 

 米大統領選挙で勝利した民主党のバイデン氏が20日、ワシントンの連邦議会議事堂で宣誓し、第46代大統領に就任しました。

 

 就任式には民主党のオバマ、クリントン、共和党のブッシュ元大統領が参列。バイデン氏は「両党の元大統領の出席に感謝する」と述べました。民主的な政権移行を象徴する新大統領の就任式にトランプ前大統領の出席がなかったことは残念でした。

 

 バイデン新大統領は「暴力が根幹を揺るがそうとしたこの神聖な地で平和な政権移行を成し遂げるため一つになった」と民主主義の勝利を宣言しました。

 

 新型コロナウイルス流行や社会の分断という国難を克服するために「全霊を注いで米国を結束させる」とも表明しました。

 

 国境の壁建設を中止するなどトランプ前大統領の看板政策を覆す17の文書に署名し、地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」への復帰を国連に申請しました。

 

 米国第一主義から決別して国際協調路線への転換に踏み出し、トランプ前政権が世界保健機構(WHО)に通告した脱退に向けた手続きを停止、コロナ対策での各国の協力体制に加わることになりました。

 

 就任演説でバイデン新大統領は「新型コロナが1年間で第2次世界大戦の犠牲と同じくらいの米国人の命を奪った」と述べ、危機克服への決意を示しました。

 

 また党派対立という「品のない闘い」を終わらせるべきだとも語り、米国で始まった白人至上主義や過激主義には「正面から立ち向かい、打ち負かす」と力強く述べました。

 

 外交では「同盟関係を修復し、世界に再び関与する」と国際協調路線に舵を切ることも明確にしました。

 

 今月6日、トランプ前大統領支持派が連邦議会を襲撃。アメリカの民主主義の聖地で民主主義を否定する襲撃事件があり、死者まで出しました。

 

 そのため就任式は首都に厳戒態勢が敷かれる異常事態の中で行われましたが、幸い大きな混乱もなく終了したのはよかったと思います。

 

 バイデン新大統領になってアメリカは普通の民主主義の国になる気持ちがします。国内の対立を克服するのは大変ですが、粘り強く頑張って元のアメリカを取り戻してほしいと念願せずにはおられません。

2021年1月5日

 

 2日、3日に行われた今年の箱根駅伝は新型コロナ感染防止の観点から、沿道での応援の密を避けるためために「おうちからの応援」のキャッチフレーズでテレビ放送されました。

 

 見どころの多い駅伝となったためでしょうか。往路の世帯瞬間最高視聴率は36・2%。復路の世帯瞬間最高視聴率は41・8%となりました。

 

 今回の箱根駅伝は昨年優勝の青学大、全日本大学駅伝覇者の駒大、豊富な戦力を揃える東海大、明大、早大などに注目が集まっていましたが、2日放送の往路では前評判を覆し、出場4回目の創価大が初優勝。連覇を狙った青学大はシード圏外の12位に沈みました。

 

 3日放送の復路では、往路優勝の創価大が着実な走りで首位を守り切り、10区までタスキをつなぎましたが10区中継所で3分19秒遅れでスタートした2位駒大のアンカー石川拓慎選手が残り2・1キロ付近で大逆転しました。

 

 駒大は13年ぶり7度目の総合優勝を果たしました。また、往路12位に沈んだ青学大は復路優勝を果たし、総合4位まで順位を上げました。

 

 感動の場面の多かった箱根駅伝でしたが、私が特に感動したのは往路では4区を走った創価大の嶋津雄大選手です。

 

 彼は「網膜色素変性症」という難病を抱えながら、昨年は復路の10区を区間賞に輝く走りで走り切り、見事に創価大のシード圏入りを果たしましたが、今回もトップを追い抜く力走で1位で5区の三上雄太選手にタスキをつなぎました。

 

 5区の三上雄太選手の走りも見事でした。箱根の山を一気に駆け上がる難コースでしたが区間2位の成績で力走し、創価大として大会史上初の往路優勝のテープを切りました。

 

 復路で私が感動したのは9区で区間賞に輝いた創価大の石津佳晃選手の走りです。彼にとっては陸上人生最後のレースでしたが、2位に3分19秒の大差をつけて一位で10区の小野寺勇樹選手にタスキをつなぎました。

 

 10区の小野寺勇樹選手は8キロ過ぎから体が重くなり、全身に力が入らなくなるアクシデントに見舞われながらも走り続けました。途中、駒大に抜かれてしまいましたが2位でゴールしました。

 

 総合優勝を目前にしての準優勝はまことに残念でしたが、往路、復路で先頭を走り続けた創価大の選手の姿がまぶしいほど印象に残る箱根駅伝でした。

 

 「2位で悔しいと思えるチームになった。創価大学。準優勝。」アンカーの小野寺勇樹選手のゴールを前にテレビアナウンサーが実況していました。その通りだと思いました。創価大学の大躍進を語る見事な実況放送でした。